ラミンさんのとりしきる結婚式に連れていってもらいいきなりダンスを踊る

2月6日(日) 朝7時に起床。

昨夜遅く着いたので、先にこのゲストハウスに来ているみんなと挨拶し一緒に食事をとる。昨日からたくみさんと日光が加わって、僕たち日本人のパーティーは、けんちゃん、くみちゃん、梅ちゃん、ゆうすけ、ゆりちゃん、僕の8名になった。

明日からレッスンということもあり、みんな日曜日をそれぞれのプランで過ごす予定という。けんちゃんとくみちゃんとゆうすけはサールさんのとりしきる結婚式へ。たくみさんと日光と梅ちゃんはラミンさんのとりしきる結婚式へ。ゆりちゃんはダラマンさんのとりしきる結婚式へというプランだったが、結局ダラマンさんがラミンさんのとりしきる結婚式に合流することになり、サール組とラミン組に分かれて行動することになった。僕はダラマンさんとラミンさんのほうに連れていってもらうことにした。

通りに出てタクシーを見つけるまでみんなで歩く。通りに出ると昨夜のしずかな街が、カラフルで喧噪感あふれる通りに変貌していた。道路は未舗装で赤土のうえを子供たちが走り回っている。とにかく若者が多いことに驚かされる。高齢化で子供の姿をほとんど見ない日本とは対照的だ。道を山羊が歩いている。バイクが多い。車と人が混沌としたカオスの中で同居している。
これこそがアフリカなのだ。
僕はそのあまりにものアフリカのパワーに新鮮な驚きを感じるとともに圧倒された。

僕たちはタクシーをつかまえて、ダラさんのバイクにはゆりちゃんが乗って、僕たちは結婚式の会場まで繰り出す。
途中、市場があった。祭日のせいか多くの人でにぎわっていた。
会場に近づくとジェンベやドゥンドゥンのリズムが響きわたってすぐにラミンさんたちの楽団を見つけることができた。そこでラミンさんのツアーで来ている京都の容くん、まこちゃんや宮崎のももさん達と合流して僕たちは結婚式を一緒に楽しんだ。

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特にダンサーさんが着飾って踊るマリの結婚式は素晴らしかった。マリの結婚式は今までYoutube では何度も見ていたがやはりこうやって生で見ると迫力がすごい。ハレの舞台では誰もがおしゃれをして踊って楽しむ。これこそがアフリカ流。
いつのまにかダラマンさんとたくみさんも加わって延々と宴は続いた。容ちゃんと梅ちゃんもジェンベをたたいたし、実は僕も少しだけダンスに加わった。アフリカで初日から結婚式で洗礼を受けたわけだ。

お昼は野菜や牛肉の入った煮込みごはんをいただいた。みんなで大きなボールに入れられたごはんを素手で食べるのははじめて体験だ。道ばたの日陰に輪になってみんなと談笑しながらのランチは楽しかった。まわりは子供達が走り回っている。

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容くんはマリに来る前にギニアに滞在していた。「マリはギニアと違ってとても人々がおとなしい」と言っていた。あとでたくみさんにその話をすると、マリは西アフリカでも内陸にあるため、海岸に面したセネガルやギニアの国々に比べると内向的でおとなしい人が多いそうだ。なるほど子供達もとてもひとなっこいけれど、僕たち外国人にいきなりものを売りつけたりはしない。むしろガムをくれたりする。
ますますマリの人たちが好きになった。
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# by danpeo | 2011-10-11 23:05

バマコに到着したのはいいけれど

僕の乗ったスパンエアがバマコ空港に着いたのは、夜中の一時。
着陸時に街の灯りが見えたが、さすがに深夜のせいか暗いなぁという印象を受けた。
バルセロナを出発する際、予定よりも1時間以上遅れて出発したためだ。到着後すぐに入国カードに必要事項を記入し、パスポートコントロールを無事通過してバッグを受け取り外にでたときにはすでに午前2時を回っていた。僕の師匠のダラマンさんが空港に迎えに来てくれている可能性は限りなく小さかった。

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フランクフルトの空港にて

空港の外に師の姿を探すものの、見つけることはできず。
さてどうしたものか。とため息をついている間もなく、たくさんの人がわらわらと近寄ってくる。これはまずいんじゃないといったん空港内に引き返し、ダラマンさんの携帯に連絡をとろうとするも電話機は見あたらない。しかたなくバゲージクレームの係員に携帯に連絡するにはどうしたらよいかを尋ねてみるが、プリペイド式の携帯電話を僕に貸してくれる人は見つからなかった。

しかたなく空港の外に出てできるだけ人の良さそうな人に携帯電話を貸してもらえないか頼むと、携帯でダラマンさんの電話番号に電話をしてくれた。しかし彼の携帯はプリペイドの料金が不足しているのかかからない。少し待ってくれと行ってその場を離れるとすかさず別の人が割り込んで電話してくれると言う。強引さに圧倒され断る間もなく彼はダラマンさんに電話してくれた。
電話でダラさんの声を聞くと少し安心した。ダラマンさんはどうやら僕が明日到着すると思っていたようだ。今からタクシーをつかまえて家まで来てくれと言われた。すると電話を貸してくれた彼がすかさずタクシードライバーを連れてきた。このへんはすごく連携が良い。どうやら仲間のようだ。タクシードライバーはダラさんに電話して場所を尋ねてくれた。とりあえずタクシーに乗ったが、電話を貸してくれた彼が僕はあなたを助けたのでお礼に20ユーロくれという。僕は10ユーロしか持ってないというとそれで納得してくれた。10ユーロは約1100円だから少し高いような気もするが、まぁ便宜をはかってくれたのだからしかたがない。

タクシーは空港から市内に向かう道路を猛烈なスピードで飛ばす。飛ばす。交差点で横切ろうとする車とあやうくぶつかりそうになりながらも夜のバマコを疾走してダラマンさんの家に向かう。僕はバマコの街を全く知らないので、車がどんどんと街の中心街から離れ未舗装の道に入っていくとさすがに心配になってきた。ほんとうに道はあっているのだろうか。時間もすでに3時に近い時間だし、心配だ。今度はダラさんからタクシードライバーの携帯に連絡が入った。もうかなり近くに来ているようだ。

すると突然ダラマンがバイクで現れた。どうやら心配して迎えに来てくれたようだった。しばらくダラさんのあとをついていってやっとセドゥーさんのゲストハウスにたどり着いた。

タクシー代ともう一人の人へのお礼はダラマンさんが立て替えてくれた。僕はマリの通貨であるセーファーフラン(CFA)を持っていなかったからだ。タクシーが15000CFA、もう一人の彼は一緒にタクシーに同乗して最後までついてきた。彼の電話は結局役に立たなかったのだが、僕を助けてくれたお礼として5000CFAを渡した。結局、タクシー代の他に1000円を支払うことになり高くついたが、無事ゲストハウスにたどり着くことができたのでもう気にせず部屋に入った。いち早くベッドで横になりたかった。
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# by danpeo | 2011-10-10 23:02

はじめに

僕は旅行に行くと必ず日記をつける癖があって、何故かというと19歳の時にはじめてアメリカ〜メキシコを放浪した時に、旅行会社からもらった旅のダイアリーに日記を書いていたのが習慣となって、今でも一人で旅行に出かけるときは必ず日記をつけています。
その後、いろいろな国へ行きました。その時に楽しかったこと、面白い経験をしたことはいつまでも憶えているものですが、歳を取って例え旅の記憶がどんどん曖昧になって忘れてしまったとしても、後でその当時の日記を読み返してみて、ああこの頃の僕はこんなことをしていたんだって思い返すのもまた楽しいものです。

今回の旅ではノートのかわりにいつでもどこでもすぐメモれるデジタルメモ「ポメラ」が活躍しました。アフリカでポメラを出して僕がキーボードを打っていると、皆が不思議そうな顔をしてそれは何か、何をしているのかと聞いてきます。だからコミュニケーションのきっかけにもなるんです。

世界中いろいろな国と地域に旅行しましたが、まだアフリカへは行った事はありませんでした。僕にとってアフリカはいつかは行ってみたい憧れの大地だったのです。しかし、アフリカといっても広い。どこに行くかはひとそれぞれですね。サファリを体験したい人。世界遺産を見てみたい人。でも、僕の関心は西アフリカの音楽と踊りでした。

僕が選んだアフリカの地はマリ共和国。
何故かって言うと、僕のジェンベ(西アフリカの太鼓)の師であるダラマン・ジャバテさんの出身地だからです。
ダラマンさんは、マリから来日し今は日本に住んでいるミュジシャンで、最初お会いした時はカスンケドゥンドゥンという太鼓をとびきり大きな音で演奏するずいぶん怖そうな人だなぁって印象でしたが、2010年4月よりジェンベを教えてもらうことになり、そのワークショップに通っているうちにダラマンさんが主催するアフリカツアーがあることを知って、僕がアフリカへ行くチャンスがあるのはこの時しかないと思い決意したのです。

実を言うと、このツアーに決めたのは音楽やダンスのワークショップに参加することが大きな目的だったのですが、なかなか個人で行く事が難しいとされる西アフリカ(地球の歩き方で唯一ガイドブックが発行されていない地域)に行くには、一緒に太鼓を習っている仲間たちと一緒だったらどんなに心強いかという気持ちがあったからです。
ただ単に観光をするというだけではなく、アフリカに暮らしている人たちの日常に触れる事ができるのもこのツアーの大きな魅力でした。僕は、このツアーで同じダラマンさんのワークショップを受けているうめちゃん、ゆうすけくん、けんちゃん、くみちゃんにこれまた僕にジェンベの楽しさを教えてくれたタクミさん、アフリカンダンサーの日光さん(そして後から同じフィットネスクラブのクスイさんが加わりました)というほとんどが知り合いという環境でこのツアーに参加できたのは非常にラッキーというか楽しかったわけです。

というわけで、前置きはこのくらいにして今まで封印していた僕のバマコ日記をスタートすることにします。この日記が西アフリカの音楽やダンスに興味があるかたやこれから西アフリカへ行ってみたいという方にとって少しでも参考となれば幸いと思います。
まぁ、そんな堅いことは抜きにして単純に面白く読んでいただければ結構です。ただし、かなり個人的な日記ですので過度の期待はしないでください(笑)
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# by danpeo | 2011-10-08 16:29


2011年2月5日から21日の17日間、今まで長い間働いたご褒美でもらえるリフレッシュ休暇(2週間)を目一杯使って、憧れのアフリカへ行ってきました。これからこのブログでご紹介するのはその滞在日記です。


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