グランマルシェで布を買う

2月12日(土)

一週間のワークが終了し、今日と明日はレッスンがお休み。
みんな今まで張りつめていた適度な緊張感から解放され、リラックスできるとあってか久しぶりに朝ゆっくりと過ごす。
まあ、こちらでの生活は日本での時間に追われる毎日から考えるとかなりゆるゆるなのだが、それでもみんなワークには真剣に取り組んでいる。
例によってコーヒーとフランスパンで遅い朝食を食べた後、布を探しにみんなでバマコの中心にあるグランマルシェに繰り出そうということになった。

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今日はタクシーを使わず、地元の人たちに混じってソトラマと呼ばれる乗り合いバスに乗って、グランマルシェまで移動する。ソトラマの中で向えに座っていた女性に、憶えたてのバンバラ語で「イ・カケネワ」(お元気ですか?)と声をかけてみる。あわてていたせいか、挨拶の言葉「アニ・キレ」(こんにちは)と言ってから会話に入るのを忘れていた。片言のバンバラ語でクリバリー三人姉妹とのコミュニケーションを楽しむ。

ちょうどバスの終点がグランマルシェで、そこからみんなで布屋さんばかり集まっている地区まで歩く。グランマルシェはその名が示すとおり、バマコでいちばん大きな市場だ。たくさんの店が延々と続く。人、バイク、車でごった返している通りをみんなとはぐれないように歩くのはなかなか疲れる。ソトラマを降りてから結構な距離を歩き、やっと布屋さんがたくさん集まっている地区に到着した。まずは日光さんが知っている店に連れていってもらう。日本で言えば呉服問屋さんのような店だ。ひととおり好きな色やデザインを確認して、次の店に行く。

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次に入った店で気に入ったデザインの布があったので、いくらかと尋ねると、6メートルで6000CFAという。日本円でおよそ1200円だ。クスイさんが7000CFAの布を電卓を使い5500CFAにしてもらったので、僕もディスカウントをお願いしたが、この布は品質が違うのでこの値段でしか売れないと言われてしまい、結局この値段で購入する。冷静に考えれば5500CFAにしてもらっても日本円にしてたった100円程度安くなるだけなので、時間があれば価格交渉も楽しいがそこはみんなで行動しているためあっさり流す。

次の店では12000CFAの布を価格交渉で、9000CFAにしてもらったところお店がこの値段では売れないと言われた。次の店に行ったところでさっき交渉した人が布を持ってきて、9000CFAで良いという。さっきのやりとりで少し気分を害していたが、あまりにもしつこく奨めるので結局9000CFAで購入する。

その後は露天で売っている店でも気に入った柄の布があったので値段を聞いてみると4メートル4000CFA。これを交渉して2500CFAにしてもらう。高いのか安いのか判断するのはなかなか難しいが、結局気に入ったものを買えばいい。買い物なんてそんなものだと思う。

今日は調子に乗ってそのあとまた別の店で12000CFAの布を7000CFAで買った。合計4本の布を購入して合計24500CFA使った。日本円にすれば約5000円ほどの買い物なのだが、なんだかバイヤーになった気分だった。

帰りは通りに停まっていたタクシーをつかまえて乗り込む。運転手は強引さを地で行っているような人で、市場の中を隣の車にガリガリこすったり、歩道に乗り上げて走ったりとまるで映画さながらのスリルを味わいながらグランマルシェの中を走った。後で同乗したクスイさんとこんなに交通が無秩序な街は、お互い東南アジアやメキシコなどをいろいろ旅したけれどなかなかないねと話しあった。
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# by danpeo | 2011-10-18 23:38

舞踊団のダンサーさんからドゥグティギと呼ばれる

2月11日(金)

クスイさんと同室になって、 今まで一人でのんびりして過ごしていた生活ペースが少し変わった。鍵は一部屋にひとつなので、お互いに持ち合って使わなければならず少し不便に感じるが、 部屋に戻って話し相手がいるというのもいいものだ。7時に目が覚めて、クスイさんはまだ眠っていたので、起こさないで梅ちゃんと昨日撮ったジェンベレッスンのビデオをみながら、少しジェンベの予習をする。

その後、みんなで朝食をとってワーク開始。
今日からクスイさんが加わってジェンベクラスは5人となった。今日は僕は右端に座って叩いた。いつも真ん中の席で先生と向き合って叩くことが多かったため緊張してうまく手順がつかめないことが多いが、ちょっと座る位置を変えると先生の視線があまり気にならないので、多少冷静に先生の手順を観察できる。先生に見てもらいたい時は真ん中の席、冷静に叩きたいときは端の席に座るというのはなかなかいい選択かもしれない。

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バラフォンワークは昨日に続いてジャウラ。ジャウラとはバンバラ語でダンサーという意味だそうだ。明るく軽快なメロディで僕の好きな曲。今日はジャウラのセカンドアコンパイマを教えてもらう。さっそく昨日届いた自分のバラフォンで演奏してみる。モリ先生は左利きなので僕と対面して演奏してくれるのは非常にありがたいのだけれど、先生のバラフォンと僕の買ったバラフォンのキーの位置が違うためビデオにとっても後でそれを見て練習するときに少し困ることがわかった。来週からビデオの時に先生に僕のバラフォンで演奏してもらえるようにダラさんに頼んでみようかと思う。

ダンスクラスは、スヌーの最終ふりつけのおさらい。その後、歌を含め実際のステージを意識した歌も入った構成ででみんなで列を作ってフォーメーションを決めてスヌーとマダンを踊った。部屋の入り口から入場して最後に部屋を出て終わるという本格的な演出で太鼓隊との連携も非常に意識した内容であった。アイシンさんはきっと一週間のワークの成果を表現したかったのだろう。終わった後みんなで集合写真を撮った。

夕食がすんだ後、ダラマンさんが僕たちを結婚式のイベントに連れていってくれた。聞くところによると実際の結婚式の前の前夜祭的なイベントで、舞踊団のダンサーも来ていてなかなかにぎやかなイベントだった。日光が僕のことをドゥグティギ(村長)とダンサーに紹介したらしくて、僕のところにやってきた女性からいきなりドゥムニケと言われびっくりした。舞踊団の人たちはとても陽気でいっもこういった冗談を言いながらきゃあきゃあと騒ぐのが好きらしい。

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イベントではいつもダラマンさんが中心にいて、その存在感は際だっていた。みんなからダラマンと声をかけられ、ファンクラブからプレゼントされた赤い服を着て颯爽とドゥンドゥンを叩くその姿はとても誇らしげでもあり、グリオとはこういうものだということを僕たちに教えてくれた気がした。
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# by danpeo | 2011-10-17 22:54

皆でCDを買いに街へ出かける

2月10日

6時半起床。
昨日から読みだした「容疑者xの献身」の続きを読む。
7時を過ぎた頃、部屋の窓を開いて外を眺めて見ると、通りにはかなりの人が歩いている。水が入ったバケツや物を頭に乗せて歩く女性やその手伝いをする子供達。山羊の世話をする人。バイクに乗って走っている人。外にでて友達と遊んでいる子供達もいる。これから学校に行くのだろうか。

東京の朝の風景と違うのは、前にも書いたが子供や若い人たちが目立つことだ。東京のように仕事に向かう通勤者の風景はまったくみられず、家畜の世話をしたり、物を売ったりしながら家族や生活のために働いている人が多いことだ。

さて、今日でワークショップ4日目となる。ダラマンさんが僕に昨日オーダーしたバラフォンが今日届くと教えてくれた。バラフォンが届くまで一週間かかるのを覚悟していたがすごく早く作ってくれるのでびっくりしたが、たまたま在庫があったからとのことだった。それからクスイさんが今夜バマコに到着する。

バラフォンは僕がダンスクラスを受けているときに届いた。ダンスを受けながら早く音を出したくて気持ちがそわそわしていたが、レッスンが終わったあとで、さっそく音を出してみると音色、音階ともに問題はなかった。あとはこのバラフォンにあうケースをオーダーしないといけない。

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ダンスクラスが終わった後、スタジオに一人残ってバラフォンを弾いていると、日光がみんなで今からCDを買いに行くので一緒に行かない?と誘いにきた。たくみさんがバイクでタクシー二台を探してくれてみんなでバマコの中心街にあるCD屋さんまで繰り出した。ダラマンさんがCDを録音したというスタジオと道路をはさんで向えにあるCD屋さんがあいにく定休日で開いていなかったため、そこから歩いていける距離にある別の店に行って、マリのアーティスト達のCDを5枚購入した。みんなであわせて19枚まとめ買いしたのでたくみさんが交渉してくれて一枚2500CFAのCDを2000CFAにディスカウントしてもらった。2000CFAは約400円だから日本に較べるとむちゃくちゃ安い。買ったCDは日本に帰ってから聴いたのだけれど、どれも素晴らしい曲ばかりだったので、こんなことならもっと購入すれば良かったと思った。

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ゲストハウスに戻ってみんなで夕食をとっていると、空港へクスイさんを迎えに行ったダラマンさんからたくみさんに電話があって、クスイさんの飛行機の到着が5時間遅れで明日の1時40分の到着になるそうだ。クスイさんには申し訳ないけれど先に休むことにする。

結局、クスイさんは次の日の午前3時過ぎに到着した。5時間遅れで到着したが、ダラマンさんが迎えに来てくれていたそうだ。まぁとにかく無事に到着して良かった。今日からクスイさんと同室になる。
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# by danpeo | 2011-10-16 20:31


2011年2月5日から21日の17日間、今まで長い間働いたご褒美でもらえるリフレッシュ休暇(2週間)を目一杯使って、憧れのアフリカへ行ってきました。これからこのブログでご紹介するのはその滞在日記です。


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