さよならバマコ

2月19日(土)

昨夜遅かったので、今朝は10時頃までゆっくりしてそのあとバラフォンの梱包と帰りの荷造りをした。バラフォンの瓢箪(ひょうたん)が割れないように、シャツやタオルを念入りに詰めた。たくさんTシャツを持ってきて荷物になるかなと思ったが、意外なところで役に立った。

昨日の夜から断水していてシャワーが浴びられない事とトイレを流すのに井戸から汲み上げた水で対応しなくてはならないのが大変だった。日本では今では断水というのはほとんどないけれど水が人間にとっていかに大切かということを身を持って実感した。

フランスパンとコーヒーで遅い朝食をとる。こちらにきてから朝、昼、晩とフランスパンを食べていた。そろそろパサパサではないもっちりしたご飯が食べたくなる頃だが、
フランスパンは不思議と毎日食べていても飽きないから不思議だ。
お昼を食べたあと部屋でゆっくりしていると、日光が屋上に集まってと呼びにきた。屋上へ行くと、ママドゥ・ドンビアさんと安田さん、土屋まさこさんが来ていた。それからマカンさん、アイシンさん、その友人たちも次々にやって来てみんなで椅子に座りおしゃべりしていた。この屋上から見渡すバマコの風景も今日で最後と思うと、みんなでこういう時間を過ごすのもいいなと和んでいた。

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しかしとんだサプライズが最終日に待ち受けていた。何が始まるのかはあらかじめ聞かされていなかった。
いきなりダラマンさんからジェンベのワークを受けていた僕を含む5人がスタジオに呼ばれ、マカン先生と一緒にみんなの前で演奏するのだという。昨日まで練習したマラカとマダンの2曲をやった。僕はもう頭の中は真っ白でいったい何をたたいているのかわからない状態だった。続いてドゥンドゥンクラスの演奏、ダンスはスクを踊った。最後にこんな辱めを受けることになるとは思ってもいなかったが、ダラさん流の最後まで僕たちを指導してくれた先生方への謝恩会のつもりだったんだろうと思う。

外でみんなで最後の夕食をとった後、7時半頃、僕とクスイさんはダラマンさんが呼んでくれたタクシーで空港へ向かった。梅ちゃんも今夜の飛行機で帰るのだが、彼はすでに荷物のチェックインを済ませていたので後から空港へいくのだという。タクシーは夜のバマコの街を空港へ向かう。マリという国は、人が多くいつも活気に満ちているが、不思議と人々は穏やかで、強引な押し売りをする人もなくて、車にぶつけられたことを除いて特に不愉快な思いをしたことはなかった。他の西アフリカの国へ行ったことがないのでマリだけを見て判断するわけにはいかないが、総じて人々は礼儀正しく、人に優しい。生活は決して豊かとはいえないが、精神的には満たされた生活をしているのだろう。

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ところが、出国の際の警官や職員の態度には驚いた。荷物検査へ進もうとした時、警官からお金をもっていないかと尋ねられた。明らかに賄賂を要求しているんだなと思ったが、あいにく少額の紙幣しか持っていないと言うと、どこか別室につれていかれるのかなという不安を感じたが、別の警官が通っていいといって助けてくれた。あやうく所持金を巻き上げられるところだった。日本人のパスポートを見ると同じような手口で金をせびるのか、後でクスイさんと梅ちゃんに会った時、彼らも同じように金をだせといわれたようだ。旅の最後に不愉快な思いをしたのは残念だった。
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by danpeo | 2011-10-30 09:47


2011年2月5日から21日の17日間、今まで長い間働いたご褒美でもらえるリフレッシュ休暇(2週間)を目一杯使って、憧れのアフリカへ行ってきました。これからこのブログでご紹介するのはその滞在日記です。


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